愛媛大は9日、有期契約職員だった理学部の元研究員が在職中に卒業生104人の個人情報を無断で議員事務所などに渡していたと発表した。同大は「管理が不十分だった」と謝罪し、停職1カ月の懲戒処分相当と決定。1カ月分の給与を自主返納するよう求めている。議員の氏名など詳細については一切明らかにしていない。

 愛媛大によると、元研究員は昨年6月と9月ごろ、理学部研究室で管理していた卒業生名簿のうち、計104人分の住所や氏名を議員の事務所と別の議員の後援会に紙媒体で提供した。「議員を支援したかった」と話しているという。発覚後に辞職の申し出があり、今年3月に退職した。

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