来年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸を控えた小松、加賀温泉両駅で1日、試験走行中の営業用車両「W7系」をホームで出迎える歓迎セレモニーが行われた。両駅での式典には一般公募を含めそれぞれ約500人が参加。流線形の車両がゆっくりと滑り込むと、駅などがデザインされた小旗を振りながら拍手し、「第2の開業」へ期待を膨らませた。
延伸区間は約125キロで、2012年8月に着工。トンネルの地盤膨張に伴う追加工事などで、当初予定の23年春開業から1年遅れた。首都圏とのアクセス向上で、沿線では観光や経済への効果が期待されている。
9月23日からは、新幹線検測車「イーストアイ」やW7系による走行試験がスタート。12月9日まで40日程度実施される。
歓迎式典は福井県内の新駅でも行われた。
無断転載・複製を禁じます