●白山の老舗すき焼き店

 石川を代表する白山市のすき焼き店「犀与亭(さいよてい)」が建物と設備の老朽化を理由に、今月末でいったん閉店することが分かった。店はリニューアルオープンを目指しているが、再開時期は未定という。

 犀与亭は加賀藩士の三男が金沢市の犀川の近くで開業したことに始まる精肉兼すき焼き店で、1881(明治14)年に現在の白山市辰巳町に移った。

 建物は築40年以上が経過している。水道などの設備も合わせて更新するために、一度閉店することにした。犀与亭には多い時で一日30組ほどの客が訪れており、既に31日まで予約で埋まっているという。

 店主の須田浩士さん(81)は「いったん閉店すると聞きつけて来てくれる方々に感謝している。時期はいつになるか分からないが、再開しようと思っている」と述べた。

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