3年ぶりに漁が解禁され、水揚げされたトリガイ=七尾市の石崎漁港

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七尾湾、3年ぶりトリガイ漁 初日は137キロ、大きさ上々

2018/04/19 01:51

 資源量の減少で休漁となっていた天然トリガイの漁が18日、県内唯一の漁場である七尾湾で3年ぶりに解禁された。七尾市の石崎漁港には3年前の初日の6倍以上となる137キロが水揚げされた。1個200グラムを超える大ぶりの貝もあり、関係者は豊漁に期待した。

 

 七尾湾内のトリガイ漁は、石崎漁港を拠点に小型底引き網の一種「貝けた網」を漁船で引いて行われ、初日は漁船10隻が出漁した。県漁協などでつくる七尾湾漁業振興協議会によると、七尾産は他の産地のものに比べて肉厚でうま味が濃く、大半は首都圏や関西方面へ出荷される。

 

 1989年には500トンの水揚げを誇ったが、近年の漁獲量は2013年が7・4トン、14年は休漁、15年は0・1トンに落ち込んだ。資源確保のため、16、17年は32年ぶりに2年連続で休漁とした。

 

 昨年10月に協議会が実施した調査で、推定資源量が過去5年間で最多となり、再開が決まった。漁は6月15日までを予定し、県漁協七尾支所の土倉修運営委員長は「大きさも上々で、3年待ったかいがあった」と話した。