砺波平野を望む圃場で収穫作業に取り組む生産者=南砺市連代寺

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タマネギ一大産地化へ上々 砺波、南砺で収穫スタート

2018/06/15 01:52

 JAとなみ野が一大産地化を推進するタマネギの収穫作業が14日、砺波、南砺市内で始まった。同JAは今季、作付面積を昨年の118ヘクタールから192ヘクタールに拡大し、増産に取り組んでおり、出来栄えも大雪の影響も少なく良好との見通しで、質、量ともに全国トップクラスを目指す。

 

 南砺市連代寺では砺波平野を望む圃場(ほじょう)で、農事組合法人「連代寺営農」の組合員らがタマネギの根を土から切り取る作業などに励んだ。タマネギは畑の上で1週間ほど天日にさらされた後、乾燥施設に運び込まれる。

 

 同JAや県砺波農林振興センターによると、今季は大雪の影響が懸念されたが、出来栄えは上々。砺波、南砺両市で約130の経営体・農家が栽培し、昨季5500トンだった出荷量を今季は9500トンに増やす目標を掲げる。

 

 販売額も同JAがタマネギ栽培に着手した2009年が約950万円だったのに対し、16年は約4億9千万円となり、17年も約3億5千万円と高い数字を維持しており、今季は5億円超えに期待が集まっている。

 

 連代寺営農でも今季、作付面積を昨季よりほぼ2倍の94アールに増やした。代表の銅俊昭さん(70)は「大きく育っており、期待できそう」と手応えを口にした。

 

 収穫されたタマネギは施設での乾燥、選別を経て、6月下旬頃から県内や東京の市場へ出荷される。収穫は7月上旬まで続く。