モニュメントの設置を祝う四津川理事長(右)ら関係者=志摩市の近鉄賢島駅(高岡銅器協同組合提供)

高岡銅器の精霊像除幕 伊勢志摩サミット開催記念

2017/05/27 01:47

 高岡銅器協同組合が制作に参加した伊勢志摩サミット開催記念のモニュメントが完成し、三重県志摩市で26日、除幕式が行われた。式典には組合有志8人が参加し、原型を制作したフィギュア作家や地元関係者とともに祝い、高岡市と志摩市の交流を進めることを誓い合った。

 

 モニュメントは、伊勢志摩サミット開催から1周年を記念して作られた。志摩市出身のフィギュア作家で立体造形家のタナベシン(本名田邉真一郎)さんが原型を制作。「波際の架け橋」と題し、波の上の精霊が両腕を広げて海と陸を指し示し、海と人とのつながりを表現した。台座を含めて高さ2・5メートルで、高岡銅器協同組合は鋳造や着色などに協力した。

 

 台座には「G7 伊勢志摩サミット開催の地」と表記された銅版が取り付けられた。モニュメント隣の台には、タナベさんがモニュメントに込めた思いが記され、組合の名前も添えられた。

 

 モニュメントは、志摩市の近鉄賢島駅ロータリーに設置された。除幕式では、竹内千尋志摩市長があいさつし、同組合の四津川元将理事長らが加わって除幕した。タナベさんが謝辞を述べた。高橋正樹高岡市長の祝辞も読み上げられ、竹内市長に同組合から彫金の花瓶が贈られた。

 

 四津川理事長は「タナベさんと組合の強い思いが結実した作品となった。高岡と志摩両市や、高岡銅器と志摩市のフィギュア作家との交流につなげていきたい」と話した。