建設中のモデルハウスに設置された防犯カメラ=金沢市畝田中2丁目

注文住宅に防犯カメラ標準装備 ダイワ通信、中村住宅開発と連携

2018/07/07 02:24

 ダイワ通信(金沢市)は中村住宅開発(同)と連携し、注文住宅1棟につき、防犯カメラ2台を無償で提供する。同市畝田中2丁目で建設が進むモデルハウスの完成に合わせ、9月から始める。防犯カメラの商品認知度を上げるとともに、年間60棟の住宅販売に「標準装備」することで、犯罪に強いまちづくりにも貢献する。

 

 防犯カメラは1台約7万円で、3台目以降は施主の負担となる。リビングなどのテレビにつないで分割画面で映像が見られるようになる。レコーダーも付く。

 

 最近では、玄関にカメラを備えたインターホンを据え付ける住宅が多いが、訪問者がボタンを押したときだけ録画され、常時監視には適していない。

 

 ダイワ通信の岩本秀成社長が5月の新潟女児殺害事件を機に無償提供を思い立ち、比較的所得の高い層に選ばれる傾向があるとされる中村住宅開発でニーズがあるとみて提案した。

 

 中村住宅開発は、8月末に瓦屋根のニュースタイルを提案するモデルハウスの発表会を開催することにしており、防犯カメラの「標準装備」も売りの一つにする。同社の新田淳営業統括本部長は「今は自動車にもカメラが付く時代であり、数年後には住宅も当たり前になる。顧客に安心感を与えられる」と歓迎する。

 

 ダイワ通信は反響をみて、他の住宅メーカーへの提供も検討する。岩本社長は「カメラ付き住宅が増えれば、犯罪抑止や捜査の迅速化にも威力を発揮する。住む人の安心感にもつながる」としている。