北陸線に積雪深計3カ所増設 JR西の前田金沢支社長が就任会見

2018/07/04 01:50

 JR西日本の前田洋明執行役員金沢支社長は3日、金沢市の同支社で就任会見に臨み、北陸線の雪対策として鯖江―能美根上の3カ所で雪の深さを測る「積雪深計」を増やす考えを明らかにした。平野部で雪の監視を強化し、適切な除雪作業を行う狙いで、前田氏は「冬までに態勢を整えたい」と話した。

 

 積雪深計は金沢―新疋田(敦賀市)の10カ所に設置されている。JR西は2月の大雪が平野部で列車の運行を妨げたため、積雪深計やカメラを増やす方針を示している。除雪車両は壊れてから部品を交換するのではなく、定期的に新品に切り替える。前田氏は「現場の意見を聞き、さらに対処を考える」と語った。

 

 インバウンド(訪日外国人旅行者)対応については「人口減少の中で重要だ。駅の受け入れ態勢も整備するが、2次交通が課題になる。関係する皆さんと連携を深めたい」と話した。白山総合車両所の観光活用に関しては「公開拡大を求める声もあるが、現状の週2日が精いっぱいだ」との見方を示した。