北陸の経済ニュース 【7月13日02時43分更新】

内灘にメガソーラー 北陸最大級2千キロワット
 内灘町の町有地に民間企業による大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設されるこ とが12日、分かった。北陸最大級の最大出力約2千キロワットを見込み、来年3月の売 電開始を目標とする。今月1日にスタートした「固定価格買い取り制度」により、石川県 内でも複数のメガソーラー建設計画が発表されているが、官民連携による計画は再生可能 エネルギー普及のモデルケースとなりそうだ。

 建設するのは、総合コンサルティング業「プロスペックホールディングス」(名古屋市 )と台湾の半導体素材トップ総合商社「華立企業」が設立した「スカイパワー合同会社」 (内灘町)。

 スカイパワーは、内灘町西荒屋の町有地の林約6万5千平方メートルを借り受け、約3 万4千平方メートルの敷地に約7840枚の太陽光パネルを設置する。年間発電量は21 0万キロワット時を見込み、一般家庭約500世帯分の年間使用量に相当する。1年間で 約750トンの二酸化炭素削減効果があるという。

 建設予定地は海岸に近く、比較的積雪量が少ないことや、まとまった広さの土地を確保 しやすい点で選ばれた。スカイパワーは現在、県に林地開発の申請手続きを行っており、 許可が下り次第、事業に取り掛かるとしている。総投資額は約8億円となる。

 同社は全国展開を計画しており、今後3年間で最大出力の合計が10万キロワット程度 までメガソーラーを建設する意向だ。発電事業希望者に対するシステム提供も視野に入れ ている。

 プロスペックホールディングスは「北陸地区での太陽光発電事業の推進役となりたい」 としている。八十出泰成町長は「エコタウンを掲げ、風力発電などに取り組んできた。メ ガソーラー進出は計り知れない後押しになる」と話した。


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