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ホッとニュース 【7月30日03時39分更新】
ラジオ体操も週休2日 金沢市内、旧盆までの町会も
午前6時半、眠い目をこすり、金沢市千坂児童公園を訪ねると、疋田町会のラジオ体操 が始まるところだった。集まった子どもはざっと50人。出席率は7割程度だそうだ。千 坂小3年の加藤美音さん(8)は「早起きはつらいけど、朝ご飯がおいしく食べられる」 と笑顔で話した。 前町会長の中田良作さん(62)によると、今年のラジオ体操は夏休みに入って6日目 の7月26日から8月12日までで、土日を除いて2週間。以前は夏休み中は毎日実施し ていたそうだが、徐々に期間が短くなり、3年ほど前から旧盆前に打ち切るようになった という。 石川県ラジオ体操連盟によると、ラジオ体操の実施日数は全体的に減少傾向にあるとい う。学校週5日制に合わせるように、まず日曜、続いて土曜が休みとなり、徐々に期間が 短くなった。金沢市内の公民館に手当たり次第、電話すると、「毎日はしとらんねえ」と いう回答が多かった。 理由は何か? 中田さんは大人の事情にあるとみる。「早朝にラジオを持参したり、参 加印を押す世話はもとより、自分の子どもを早起きさせるのすら大変やからね」。金沢市 内の別の町会では世話役確保で毎年、苦労しているそうだ。 それだけじゃない。そもそもラジオ体操をできない児童が増えているらしい。ラジオ体 操初日の26日、金沢市押野校区少年連盟協議会長の酒井和一さん(60)が会場の公園 へ行ったところ、児童約40人のうち、ちゃんとできたのは2割ほど。「さみしいわな」 と、酒井さんはつぶやいた。 押野小の川村正美校長によると、体育の授業で取り組む体操はストレッチで、ラジオ体 操はしていないという。子どもが知らないのも無理はない。 一方で、一体となってラジオ体操に取り組む町会も健在だ。同市小坂小校区の東金沢町 会は20年以上、子どもと大人が毎朝一緒に体を伸ばしている。夫婦で参加する朝倉幸子 さん(67)は「ラジオ体操をしないと、一日が始まらない」という。 国民の体格向上を目的に1928(昭和3)に始まったラジオ体操。金沢でラジオ放送 が始まったのは30(同5)年だから、県民は80年間、ラジオ体操に親しんできたこと になる。石川県の調査によると、身長がほぼ確定する17歳は、1960年代から男女と も全国平均を上回っている。立派な体格は、ラジオ体操のおかげかも。今朝もみんなで「 それ一、二、三」。
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