小松うどんが地域団体商標に登録されたことを紹介する石田理事長=小松市公会堂

小松うどんに新メニュー トマト、イノシシ肉…地元産活用 つるつる創研が開発着手

2018/05/29 01:54

 小松うどんつるつる創研(小松市)は来月から、トマトなどの地元農産物やイノシシ肉を使った新メニューの開発に着手する。ご当地グルメ「小松うどん」が1月に特許庁の地域団体商標に登録されたことを追い風に、商品の魅力を高め、ブランドに磨きをかける。手始めに加盟店約70店舗のうち正会員11店舗で10月から新メニューを提供したい考え。首都圏でのアピールも検討する。

 

 新メニューの開発は、28日に小松市公会堂で開かれた総会で承認した今年度事業計画に盛り込まれた。

 

 来月に正会員3、4店舗でつくる製作委員会を設立し、地物のトマトや大麦みそで作ったスープ、地元で捕れたイノシシ肉やカニ、能登ふぐなどを使った新メニューを開発する。10月以降、毎月11日の「小松うどんの日」に正会員11店舗で新たなメニューを提供し、好評なら全加盟店約70店舗で展開する。

 

 販路拡大に向け、7月に東京・神田、来年1月に銀座でそれぞれ行われるイベントへ出店を予定しており、新メニューを銀座で紹介することも計画する。大学生が地元の地域団体商標に登録された品を取材し、会員制交流サイト(SNS)で発信する特許庁の「東海北陸地域ブランド総選挙」にも参加する。

 

 事業計画にはこのほか、2020年の東京五輪・パラリンピック、2023年の北陸新幹線敦賀開業を見据え、外国人向けにメニューを英語表示することや、もてなし方法を学ぶセミナーの実施、小松うどんの歴史やうどん作りを学ぶ出前講座を継続することも盛り込まれた。

 

 つるつる創研の石田弘榮理事長は「小松うどんの知名度を国内外で高め、小松の発展につなげたい」と話した。総会に続き、能登ふぐ事業協同組合アドバイザーの桜井浩一氏が「能登ふぐを活用した地域活性化」と題して講演した。