ヤーコンを収穫するののいちヤーコン倶楽部メンバーや金沢工大生。全国サミットでは地元の大学生も取り組みを発表する=昨年12月、野々市市上林3丁目

野々市でヤーコンサミット 12月、全国の生産者集い 健康野菜、消費拡大を推進

2018/05/28 01:55

 全国から根菜ヤーコンの生産者や研究者らが集う「全国ヤーコンサミット」が12月、北陸三県で初めて野々市市で開催されることになった。食物繊維やポリフェノールが豊富な特産野菜を小中学校の給食に利用する同市の取り組みや、地元の大学生、高校生の活動紹介などで産地間の情報共有を図り、ヤーコンの魅力を野々市から発信して健康野菜の消費拡大を推進する。

 

 日本ヤーコン協会(茨城県)によると、全国ヤーコンサミットは2005年11月の神奈川県平塚市を皮切りに、新潟県長岡市や札幌市、つくば市など全国の産地で開催され、講演会や活用の情報交換会などを通して全国の生産者が交流を図ってきた。

 

 野々市市の生産者でつくる「ののいちヤーコン倶(く)楽(ら)部(ぶ)」メンバーは2014年の山梨県北杜市、15年の茨城県阿見町、16年の静岡県三島市、昨年の高知県本山町で開かれた全国ヤーコンサミットを視察するなど、誘致活動に取り組んできた。昨年のサミットで次回開催地に立候補し、協会理事会の承認を得て、今年の開催地に内定した。

 

 第13回全国ヤーコンサミットin野々市は12月1日、野々市市富奥防災コミュニティセンターで開かれる。ののいちヤーコン倶楽部メンバーを中心に設立する実行委員会が主催し、今月30日に第1回実行委員会を開いて準備を進める。

 

 全国サミットでは、金沢工大生グループ「ヤーコンプロジェクト」や石川県立大生、翠星高生が活動成果を発表する予定で、野々市市の料理研究家菊地代緒(よし)恵(え)さんの記念講演などを計画する。一般参加も可能で、休憩時間にヤーコン料理のもてなし、サミット後の交流会などで生産者、研究者、消費者の親睦を深める。ヤーコン特産地として野々市の知名度向上も図る。

 

 西本正明会長(69)は「健康野菜を通じて元気な野々市市を全国に発信し、取り組んできた軌跡を伝えたい」と意気込んでいる。