初競りに所狭しと並んだブリ=能登町宇出津港

ブリ大漁1362本水揚げ 宇出津港、今季最多

2018/01/05 01:54

 能登町の宇出津港に4日、町内の定置網で捕れたブリ1362本が水揚げされた。水揚げは今年最初で、1日当たりの漁獲量としては今冬最多となった。同港の県漁協能都支所では初競りが行われ、513本が並んだ競り場で仲買人は威勢の良い声を響かせた。

 

 昨年12月31日以来となる能都支所の競りでは、能登町宇出津、小浦、藤波、波並の定置網4カ所などで捕れたブリが並んだ。重さは5~7キロが中心で、最大の10・7キロをはじめ10キロ以上の3本が同支所の地域ブランド「宇出津港のと寒ぶり」に認定された。

 

 4日は宇出津港から運ばれた849本が金沢市中央卸売市場で競りに掛けられた。

 

 今季は能登沖でブリの不漁が続いており、支所の昨年11、12月のブリの水揚げ量は前年同期と比べて2割減の計77トンだった。一方、新潟県佐渡沖では記録的な豊漁となった。県水産総合センター(能登町)によると、昨年はブリの群れが佐渡寄りのルートを南下し、定置網が多い能登半島沿岸が避けられたとみられるが、年明けはルートが変わった可能性がある。