完成した看板に見入る関係者=加賀市の錦城山

大聖寺城跡に説明板 保存会が17カ所、史実記す

2017/11/07 02:00

 加賀市の錦城山城址(じょうし)保存会は、安土桃山時代に大聖寺城が築かれていた同市の錦城山(標高63メートル)の17カ所に、その場にあった建物や出来事などの史実を記した説明板を設置した。古地図や歴史書を基に文章をつづっており、県内外からの城跡ファンや、地域住民にも親しんでもらう。

 

 説明板は藩政期などに掲示板の役割を果たした「高(こう)礼(さつ)」をイメージし、縦66センチ、横55センチとなる。柱に取り付け、前田利長軍と当時の城主山口宗永軍が激戦を繰り広げた「鐘が丸跡」や、天守閣が建っていたと伝わる頂上付近の「本丸櫓(やぐら)台(だい)跡」などに掲げた。

 

 同会は1978(昭和53)年の発足以来、山に生い茂った竹や雑草を刈り取る活動を続けており、今回、いしかわまちづくり技術センター(金沢市)の助成を受け、10月下旬に10人で説明を取り付けた。

 

 6日、約20人が出席してお披露目式が行われ、毛利修会長があいさつ、宮元陸市長、山下修平教育長らが祝辞を述べた。