手塚漫画を題材に作られた九谷焼=能美市の県九谷会館

九谷焼で手塚漫画の世界 彩匠会、フィギュアや陶板制作

2017/09/15 01:50

 能美、小松市の九谷焼業者でつくる九谷焼彩匠会は、手塚治虫氏の人気漫画「火の鳥」を題材とした九谷焼フィギュアを制作した。有名キャラクターをモチーフとする作品の第5弾で、有名作家らが赤絵細描(さいびょう)や白粒(しろちぶ)、盛付(もりつけ)などの技法で仕上げた。

 

 「火の鳥」が羽を広げた形で、作家の福島武山さんらが高さ13センチ、幅、奥行き16センチの生地に絵付けした。価格は1体2万~60万円となる。

 

 手塚漫画の陶板(縦31センチ、横22センチ)も企画した。手塚ファンでもある作家の田畑奈央人さんがお気に入りの1ページを描き写した。「鉄腕アトム」と「リボンの騎士」は彩色(15万円)、「火の鳥」と「ブラックジャック」は白黒(12万円)となっている。

 

 キャラクターを描いた皿(1800円)や転写シールでプリントしたマグカップ(3千円)もある。一連の商品は20日~10月3日に東京・伊勢丹新宿本店で展示販売される。

 

 岩田克久代表(52)は「九谷の絵柄映えがする商品であり、懐かしい年配の方らにじっくりと見ていただきたい」と話した。