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石川のニュース 【7月18日01時49分更新】
脳の異常タンパク、固まりやすく アルツハイマー病患者 金大・山田教授ら確認
アルツハイマー病は認知症患者の半数以上を占める疾患。これまでの研究では、アミロ イドβタンパクが脳に蓄積し、凝集して「オリゴマー」と呼ばれる形になると毒性が飛躍 的に増加し、脳の神経細胞に障害を与えることが分かっていた。 実験では、健康な人とアルツハイマー病患者のそれぞれ33人から脳脊髄液を採取。試 験管内で脳脊髄液に人工的にアミロイドβタンパクを凝集させたところ、アルツハイマー 病患者の脳脊髄液の方が凝集を抑制する効果が弱く、「オリゴマー」状態になりやすかっ た。 実験には、カリフォルニア大ロサンゼルス校神経学教室のデビッド・テプロー教授が協 力した。これまでアミロイドβタンパクを人工的に凝集させ安定した「オリゴマー」状態 にすることは困難とされてきたが、特殊な技術で脳脊髄液の影響を調べることに成功した 。 この論文は米国のアルツハイマー病専門医学誌「ジャーナル・オブ・アルツハイマー・ ディズィーズ」の8月号に掲載される。山田教授は「脳脊髄液内の環境が発症や病気の進 行に強く影響していることが分かり、研究の方向性を示すことができた。この成果を生か して、新たな診断、治療法の開発を進めたい」と話した。
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