石川のニュース 【3月17日03時47分更新】

七尾・小丸山小児童の墨絵称賛 等伯が縁、ボストン美術館が返信

ボストン美術館から届いたメールを眺める児童ら=七尾市小丸山小
 七尾出身の桃山期の画聖長谷川等伯の没後400年を記念し、先月、等伯の「龍虎図( りゅうこず)屏(びょう)風(ぶ)」を所蔵する米ボストン美術館へ児童の墨絵83枚を 送った七尾市小丸山小に、16日までに同美術館から返信メールが届いた。児童の力作を 賞賛する内容で、近く「ウェブページに掲載したい」と記されており、児童は郷土の偉人 の縁で海を越えた自分たちの作品の反響に大喜びしている。

 同校は校下に等伯の菩提寺があることなどから、昨年9月、6年生を対象に墨絵教室を 実施。「龍虎図屏風」や国宝「松林図(しょうりんず)屏風」を手本に龍や虎、松の墨絵 を描いた。

 児童の作品は龍の表情などを生き生きと描くなど、いずれも大人顔負けの出来栄えで、 同校は昨年の等伯没後400年前年祭支援委員会事務局を務めた伊藤嘉敏(かびん)さん =同市=の提案を受け、等伯の生誕地七尾を世界に発信する意味も込めて、先月15日、 ボストン美術館へ作品を送った。

 13日午前7時、英文で届いたメールには、「児童が等伯の絵を理解していることに感 慨を覚えた」とし、「教育者のためのウェブページを立ち上げる予定で、そこに作品を掲 載したい」と記してあった。また2012年春に「龍虎図屏風」を日本で公開する予定で あるとし、「児童たちにも鑑賞してほしい」とも書かれていた。

 1カ月前の発送作業に立ち会った同校児童会副会長の高位小百合さん(12)は「返事 が届いてうれしい。もうすぐ中学生になるけど、ウェブページができたら、すぐに見たい 」と話した。


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