石川のニュース 【2月13日03時31分更新】

浅電、石川線に愛らしい助っ人 北鉄広報、利用増へキャラクター登場
 乗客数が落ち込んでいる北陸鉄道浅野川線(浅電)と石川線の活性化へ、愛らしいキャ ラクター2体が登場した。浅電沿線の金沢市割出町に住む女性イラストレーター新矢伸子 さん(42)が「身近な電車を応援したい」と考案し、北鉄の鉄道広報、市の公共交通利 用促進キャンペーンなどに起用が決まった。北鉄や市は「電車存続には沿線住民の積極的 な利用が不可欠」として、2体の活用策を検討していく。

 キャラクターは浅電の「あさちゃん」、石川線の「いしたん」。

 あさちゃんは北鉄と市が沿線住民向けに毎月発行している「浅野川線瓦版 浅伝」に昨 年末から掲載。市によると、金沢弁で浅電をアピールする姿が「かわいくて親しみやすい 」と好評を得ている。1925(大正14)年の開業にちなみ、当時流行していた「モガ (モダンガール)」ふうの帽子と洋服を着ており、浅電車両を身につけている。

 3年前に県外から金沢へ引っ越してきた新矢さんは昨年、「温かく迎え入れてくれた石 川、金沢に貢献したい」と、石川の観光資源を題材にした県の石川まんがコンテストに「 あさちゃん」の作品を応募し入賞。市から浅電のPRキャラクター起用で打診を受け、快 諾した。

 今月上旬には、石川線の運転手から要望を受けて、「いしたん」も誕生。1915(大 正4)年の開業時に流行したカフェエプロン姿で、同様に石川線の車両をつけている。す でに沿線の野々市町、白山市にも周知しており、瓦版などでの活用を予定している。

 昨年4〜12月の両線の輸送人員数は138万3千人(前年同期144万8千人)、営 業収入は2億7200万円(同2億8800万円)と減少している。不況で沿線企業の休 業日が増加したことも影響しており、北鉄や市は「キャラクターで少しでも電車に関心を 持ち、乗客が増えてほしい」としている。


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