石川のニュース 【4月23日03時21分更新】

爪楊枝のDNAと一致 給食パン混入 逮捕の元従業員「騒ぎになればいい」と供述
 昨年四月、金沢市城南中に提供された三共フーズ(白山市)製造の給食パンに、爪楊枝 (つまようじ)を混入したとして、業務妨害の疑いで逮捕、送検された元同社従業員中野 満彦容疑者(58)=同市鹿島町=のDNAと爪楊枝から検出されたDNAが一致してい たことが二十二日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、中野容疑者は 金沢中署の調べに対し「騒ぎになればいいと思った」と供述しているという。同署は裏付 けを急いでいる。

 逮捕容疑は昨年四月二十二日夕、同市鹿島町の三共フーズ工場で製造中の給食パン二個 に爪楊枝を一本ずつ混入させ、同社の業務を妨害した疑い。

 捜査関係者によると、爪楊枝二本のうち一本から検出されたDNAと、同容疑者のDN Aが一致。客観的な証拠として中野容疑者逮捕の決め手となったという。

 さらに中野容疑者は同署の調べに対し「重い物を持たなければならない重労働なのに給 料が安く、会社を困らせたかった」と供述。「学校に届けられるパンと知りながら二本の 爪楊枝を入れた」と話しているという。

 今年二月に金沢市、野々市町の三小学校で相次いだ給食パンの爪楊枝混入について、中 野容疑者は「知らない」と関与を否定しているという。


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