雪づりの支柱を取り外す庭師や作業員=15日午前9時40分、兼六園

春の衣替え 兼六園で雪づり外し

2018/03/15 16:31

 15日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、正午までの最高気温は金沢22・6度、輪島21・1度と5月下旬並みに達し、初夏を思わせる陽気となった。兼六園では冬場の雪から木々を守る雪づりの取り外し作業が始まり、名園の「衣替え」が進んでいる。

 

 雪づりの取り外しは、日本(やまと)武尊(たけるのみこと)像のそばにある御(お)花(はな)松(まつ)(高さ約9メートル)から始まり、庭師が枝に張り巡らせた縄を切断して支柱を撤去した。松の大木からツツジの低木まで大小約700カ所の雪づりを順に外す予定で、最終日の22日に園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松(からさきのまつ)の作業を行う。

 

 金沢地方気象台によると、前線を伴う低気圧が接近し、県内は夜遅くに雨となる。冬型の気圧配置となる16日は寒の戻りが予想され、日中の最高気温は1桁台にまで下がるとみられる。