記念撮影し、友人との再会を喜ぶ新成人=6日午前11時、金沢市の本多の森ホール

金沢、川北町で成人式

2018/01/06 17:25

 金沢市と川北町で6日、石川県内のトップを切って行われた成人式では、新成人が平成30年の節目を祝い、来年には新たな元号に変わる新時代に向け、大人の一歩を踏み出す決意を新たにした。式典では「人生の先輩」があいさつし、東日本大震災や北陸新幹線金沢開業などの記憶に残る出来事を振り返りながら、責任感や家族、地域への感謝の気持ちを持ち続けるよう激励した。

 

 金沢市の本多の森ホールでは、城東地区公民館連絡協議会の合同成人式(北國新聞社後援)が行われた。小立野、崎浦、内川、犀川、湯涌、田上、医王山、俵、東浅川の9校下の759人のうち、325人が出席し、友人との再会を喜んだ。

 

 式典では西川鉄男会長が、新成人が中学1年の時に東日本大震災が発生したことに触れ「これまでの考え方や生活についてあらためて考えさせられた災害だった。これからの人生は自分自身で考え、知性を磨いて羽ばたくことを期待している」とあいさつした。

 

 山野之義市長は祝辞で、「自宅に戻ったら、家族に『ありがとうございました』と感謝の言葉を贈ってほしい」と呼び掛けた。谷本正憲知事は、北陸新幹線金沢開業をはじめ、元大リーガー松井秀喜さんやサッカーのワールドカップで活躍した本田圭佑選手ら石川ゆかりのスポーツ選手の活躍を挙げ、努力を積み重ねていく大切さを説いた。

 

 新成人を代表して壇上に立った中村祥吾さん=金沢市戸室新保=は「20歳になると、飲酒や喫煙が認められ、行動が自由になる一方、責任が大きくなる。社会の一員として、節度ある行動を取る」と誓った。

 

 川北町文化センターでは、新成人50人のうち49人が参加した。

 

 今年は1997(平成9)年4月2日から98(同10)年4月1日までに生まれた人が新たに成人となる。県内では1万2379人(男6473人、女5906人)が対象で、前年より294人少ない。

 

 成人式は7日に県内54会場で行われ、ピークを迎える。加賀市は4月1日、津幡町は8月15日に予定している。