穴水湾を飛行する金沢工大の人力飛行機「航」=13日午前8時10分、穴水町内

人力飛行機、秋空の穴水湾を滑空

2017/09/13 15:37

 金沢工大夢考房(ゆめこうぼう)のプロジェクトが開発した人力飛行機が13日、石川県内では初めて穴水町の穴水湾を飛行した。すっきりと晴れた秋空の下、幅31メートルの長い翼が特徴的な機体が里山里海を背景に滑空した。

 

 設計者の西岡航太さん(4年)の名前から「航(わたる)」と名付けられた飛行機は1人乗りで、全長7・7メートル、重さ41キロ。骨組みに炭素繊維強化プラスチックを使用するなど軽量化と耐久力の向上を図った。

 

 金沢工大の研修施設のある穴水湾を試験飛行の場所に選び、学生約50人は未明から機体の組み立てやプロペラの駆動試験に取り組んだ。午前8時10分ごろ、穴水湾に面した駐車場からペダルをこいだ力で飛び立った機体は高さ3~5メートルで535メートル海上を進んで着水した。