石川のニュース 【4月14日15時40分更新】

格安の弁当が人気 県内の各店 不況のサラリーマン「大助かり」

多彩なメニューの298円弁当を買い求める客=14日午前11時10分、金沢市内の飲食店
 石川県内の弁当店やスーパーなどで二百円台の格安弁当合戦が激化している。温かいご 飯を詰めたり、中身を追加できたりと各店とも価格のみならずメニューやサービスを充実 させており、一日に数百個売れる店も。多彩な格安弁当は不況で懐の寂しいサラリーマン や節約に頭を悩ます主婦らの強い味方となっているようだ。

 食品製造販売の八幡グループ「すしべん」は二月から県内二十六店舗で二百九十八円弁 当の販売を始めた。メーンのおかずは空揚げ、サケ、肉じゃが、野菜いためなど十五種類 をそろえ、購入時に温かいご飯をその場で詰めてもらえるサービスが好評だ。弁当にうど んかそばを付けて五百円の「ワンコイン」企画も男性客を引き寄せている。

 「県内一安い弁当」と銘打ち、二百六十三円で一日四百食を売り上げるのはかほく市の スーパー「イキイキ市場まるいち」。昨年六月、大型競合店の新規出店対策として販売を 開始したが、「不況下でますます人気になった」(永谷清作店舗運営部長)という。地元 産の食材を多く使い、一つずつ手作りであるため、主婦が家族全員分を買っていくことも 多いという。

 金沢市片町二丁目の「香林坊 小饅寿本舗」でも昨年八月に日替わりでメンチカツやハ ンバーグなどが入った二百八十三円の弁当を導入。五十円で牛丼、三十円で野菜あんかけ 、マーボー豆腐などその場で調理したできたての具をご飯の上にトッピングできる。おか ずの単品七種も五十−百円で追加できるため飽きがこないと、オフィス街のOLや周辺の ショップ店員など女性客に人気という。


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