北國新聞社

先輩達の声 

社会部 水口 慶彦/2004年入社 金沢大学卒

ふるさとの息遣い伝える

石川県民がいま、知りたい情報は何か。地元紙の記者として、常に考えを巡らします。台風やゲリラ豪雨などで自然災害が発生した時は、刻一刻と変化する被害を把握しながら、県民の視点に立った新聞づくりを進めます。

2018年2月、金沢市は記録的な大雪に見舞われ、市民生活が混乱しました。けが人や建物被害の有無、交通ダイヤの乱れ、幹線道路の通行止め、物流の混乱…。社会部の記者は総動員で情報収集に当たりました。

「ドカ雪」の被害を伝えると同時に、読者の疑問に答える記事も掲載しました。なぜ北陸で降雪が激しくなったのか。どうして生活道路の除雪が遅れたのか。屋根雪下ろしの注意点は何か。非常時だからこそ、使命感を強く持って取材に臨みました。

自然災害や事件、事故が起きると、記者は昼夜を問わず取材に飛び回ります。どこよりも速く、詳しい情報を読者に届けるのが地元紙の役割だからです。

駆け出しのころ、連続放火事件に関与したとみられる男が警察に事情を聴かれたというニュースをいち早く報じることができました。この時 、地域住民から「今朝の新聞を読んで安心した」と声を掛けられ、的確な情報を迅速に伝える大切さを実感しました。

社会部では、地域の喜怒哀楽に接します。医療の最前線で奮闘する医師、石川を拠点に世界をリードする研究に励む研究者、事件・事故の根絶を願う被害者…。ふるさとの息遣いを丹念に追い、取り上げるのは地元紙だけです。

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