
優雅な舞を披露する稚児=黒部市宇奈月町明日
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黒部市宇奈月町明日(あけび)、真言宗法福寺の国指定無形民俗文化財「明日の稚児舞
」は十五日、同寺境内の特設舞台で奉納された。
奉納したのは同市宇奈月小の中島大輝君=六年=、徳道諒君=四年=、法福寺住職長男
の関口翔君=三年=と、中島久之君=同=の四人。法要の後、本堂から大人の肩に乗って
特設舞台に渡り、太鼓と笛に合わせて「矛(ほこ)の舞」「太平楽」など五曲を約一時間
半かけて優雅に舞った。
毎年四月十八日に奉納されていたが、大勢の人が見物しやすいように昨年から四月第三
日曜に行われるようになった。境内では県指定文化財の「明日の大桜」が満開で、大勢の
人が舞を楽しみ拍手を送った。
戦時中、黒部市宇奈月町に集団疎開していた東京都大田区(旧蒲田区)新宿小十二回生
「高嶺会」の七人も見物した。疎開時、団長だった東京都品川区、会社役員小林貞夫さん
(73)は「小学生時代を思い出す。稚児舞はずっと残してほしい」と話した。