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【2月21日04時04分更新】
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◎大正、昭和初期の活気演出 石川・七尾の中島商店街 来月1日から古道具など展示

3日に公開される享保雛=七尾市中島町中島
3日に公開される享保雛=七尾市中島町中島
 七尾市中島商店街は来月一日から、「時のよそほいひなまつりによせて」(北國新聞社 後援)と題して各店舗に雛(ひな)人形や大正、昭和初期に使われていた商売道具などを 展示する。女性商店主でつくる「歩ける中島商店街まいどさん」(仮称)が企画したもの で、地元郷土史家が「家宝」とする江戸時代初期の享保雛も初めて公開される。

 展示は来月十一日までで、呉服店、電気店のほか廃業店舗や民家まで約三十軒が協力す る。雛人形のほか、大正から昭和にかけて使用された金庫、そろばん、がまぐち、着物な どを並べ、当時の活気あふれる商店街の雰囲気を演出する。

 三日には、中島町中島の郷土史家橋本佐輔さん(81)宅で、現代の雛人形の原型とさ れる江戸時代中期の享保雛が展示される。橋本さんによると、この雛人形は子どものころ から自宅にあり、全国各地の博物館で調べたところ、約二百七十年前に作られた享保雛と みられることが分かった。家宝として土蔵に大切に保管してあったが、商店街の活性化に 一役買いたいとの思いで、公開することにした。橋本さん宅では同日、皇風煎茶禮式石川 弘風会笠間社中による茶席も設けられる。

 中島商店街は大正から昭和にかけて「地域の総合デパート」として七尾や奥能登からの 買い物客でにぎわったという。昨年九月から女性商店主らが商店街散策や月一回の勉強会 を重ね、今回初の活性化事業を企画した。世話人の山本幸子さんは「歩いて楽しめる商店 街を目指し、これからも工夫を重ねたい」と話した。


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