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【1月28日02時43分更新】
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◎加賀藩の出発点に光を 歴史文化護持協力会が発足 重臣の子孫がずらり

座談会で加賀藩などについて語る藩主と重臣の子孫=金沢歌劇座
座談会で加賀藩などについて語る藩主と重臣の子孫=金沢歌劇座
 加賀藩を支えた重臣の子孫らでつくる研究会「加賀藩・歴史文化護持協力会」の設立総 会と記念座談会(北國新聞社後援)は二十七日、金沢市の金沢歌劇座で開かれ、出席者約 百五十人が加賀藩の知られざる歴史や文化などの発掘に向けて活動することを申し合わせ た。初年度の事業として、初代藩主前田利家が大名としてスタートした越前府中時代の記 録である不破家文書を調査することを決めた。

 同協力会によると、利家は佐々成政、不破光治の三人で府中(現在の越前市)周辺の十 万石を織田信長から与えられ、大名として歩み出したとされる。しかし、詳細は判明して おらず、不破家文書に未確認情報が載っている可能性があるという。同文書は金沢市内の 不破家の菩提(ぼだい)寺に保管されている。

 記念座談会には前田家十八代当主の利祐氏と、旧加賀八家の現当主である本多政光(1 5代)長昭連(34代)村井長和(16代)前田直大(土佐守系14代)横山隆昭(16 代)の各氏が出席した。加賀藩の藩主や重臣の子孫が一堂に会して公開座談会を開くのは 初めて。

 村井氏は「東京で保管していた古文書が戦災で燃えてしまい、残念な思いをしている」 と、古文書の収集、解読の重要性と、家を継ぐ苦労を語った。このほか、各家同士の連携 が強い事例も示された。前田利祐氏が「御家老さんに(前田家を)守っていただき、ここ であらためてお礼を言いたい」と述べて会場の笑いを誘う場面もあった。

 県金沢城調査研究所の木越隆三副所長が「複合城下町金沢」と題して記念講演した。県 内の高校で教材として活用してもらうため、復刻した金沢城の絵図百枚を山岸勇副知事に 贈った。

 同協力会の会員は個人と団体で計約百人・団体。総会では名誉会長に前田利祐氏、会長 に横山氏を選んだ。その他の役員は次の各氏。

 ▽副会長 村井長和▽会計 大友佐俊▽監事 長昭連、中田修


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