
約180人が出席して盛大に行われたTOKYO金澤CLUBの発足会=東京・紀尾井町
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首都圏在住の金沢市出身者やゆかりの人たちでつくる「TOKYO金澤CLUB」の発
足会が二日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで約百八十人が出席して開かれた。治
部煮に地酒、ドジョウのかば焼きも用意された会場はまさに”金沢一色”。会員らはふる
さとに思いを寄せながら、首都圏で「応援団」として金沢の魅力を発信することを誓った
。
冒頭、「TOKYO金澤CLUB」設立の経緯や趣旨が説明された後、規約案、役員選
任案を満場一致で承認し、会長に就任した中村錦平多摩美大名誉教授があいさつした。
山出保金沢市長が「『しなしなっとやりまっし』という金沢弁がある。この会をしなや
かに、息長く育て発展させてほしい」と、産声を上げたばかりの同会の活動に期待を寄せ
た。続いて、飛田秀一北國新聞社社長が明治の中ごろに流行した歌と踊り「かっぽれ」を
例に挙げ、「かっぽれは当て字で『活惚(かっぽれ)』と書く。活発に惚(ほ)れるとい
うことであり、皆さんには大いに金沢にかっぽれていただき、どんどん金沢のいい面を口
に出してほしい」と述べた。
森喜朗元首相が「『裏日本』でなく(地図上の)『上日本』の中心にある金沢に誇りを
持ってほしい」と祝辞を述べた。馳浩、北村茂男両代議士、沓掛哲男、岡田直樹両参院議
員も出席した。
懇親会では、前田家十八代当主の前田利祐氏が乾杯の発声をし、歌手の松原健之さんが
「金沢望郷歌」などを披露。ドジョウのかば焼きを口にした人からは「懐かしい」「これ
ぞ金沢の味だ」との声が上がり、会員らは時間を忘れてふるさと談議に花を咲かせた。
金沢ケーブルテレビネットが運営する通販サイト「金沢楽座」のコーナーも設けられ、
会員らは金沢の名産品などを盛んに買い求めた。
関東地区にはこれまで「金沢」をくくりとする県人会組織はなかった。北陸新幹線の金
沢開業が二〇一四(平成二十六)年度に迫り、ストロー現象への備えが待ったなしとなっ
ていることから、金沢市と北國新聞社が世話役となり、発足の準備を進めてきた。登録会
員数は三百七十二人。
役員は次の各氏。
▽顧問 山出保、飛田秀一▽名誉会長 前田利祐▽会長 中村錦平▽副会長 森仁美