
カブス戦で、移籍後初のオープン戦での初打点となる中前打を放つエンゼルス・松井選手=テンピ(共同)
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【テンピ=ロサンゼルス支局杉山圭一郎】オープン戦とはいえ、エンゼルス移籍後の初打点に松井秀喜選手の表情は柔らかかった。「全体的に内容はよかったし、いい一日になったような気がします」。打点製造機の異名を実証する仕事ぶりだった。【3面に関連記事】
今は結果を出すよりも、「とにかく体調が第一。ひざを痛めないようにプレーしている」と松井。しかし、デビュー戦で1安打を放って以来バットは湿り、前日まで9打数1安打に終わっていた。本人は「焦りはまったくない」と意に介さないが、10打席ぶりの安打は背番号55に期待をかけているチームに大きな安堵(あんど)感をもたらした一打だった。
二回1死一、三塁からセンター前へ運び、三塁走者がホームを踏んだ。この回、エンゼルスは一挙6点の猛攻を仕掛け、松井も勢いをつなぐタイムリーで流れに乗った。「練習でも調子は上がっているのが分かる。打席でも気持ちよくスイングしているし、すべてが順調だ」とソーシア監督の声も弾んだ。
サンデーゲームとなった本拠地ディアブロ・スタジアムはオープン戦最多の8800人で埋まり、ゴジラの一撃にひときわ大きな歓声が響いた。ファンの信頼を引き寄せる収穫の一日となった。
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