金沢市内の小中学校で「ノーテレビ・ノーゲーム」の取り組みが広がっている。今年一
月から毎週実施している湯涌小では、半年間で約七割の家庭で定着したという結果が出て
いる。今月からは四十万小が第一火曜日に導入し、材木町小も来月からの実施を検討中だ
。各校とも長時間のテレビ視聴の習慣をあらため、家族同士の会話や読書時間の充実を図
る考えである。
今年度の全国学力・学習状況調査では、県内児童のテレビの視聴時間は全国平均を上回
っており、材木町小も同様の傾向だった。さらに十月に全校児童に「早寝早起きができて
いるか」を尋ねたところ16・8%の児童が「できていない」と答えた。
これらを受け、大浦博幸校長が保護者に十二月から週一回のノーテレビ・ノーゲームの
取り組みを提案し、育友会と実施について協議を進めている。大浦校長は「家庭と協力し
ながら子供の生活習慣を見直していきたい」と話す。
湯涌小は、児童の読書時間の少なさを懸念する声が教職員から出たため開始した。原則
毎週月曜を「ノーテレビ・ゲーム・マンガデー」とし、月曜には全校児童四十二人が図書
室で必ず本を借り、帰宅後に読む運動を展開。今年度からは校下児童の大半が進学する芝
原中でも始めた。七月に湯涌小児童の保護者に行ったアンケートでは、69%が毎週実施
していると答え、習慣として定着してきたという。
市教委は「学校と家庭が連携を図りながら自発的な取り組みを進めてほしい」(学校指
導課)としている。