
「コエラリ!」をプレーする学生=津幡町の石川高専
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大声を出してストレス発散しながら、球技のラリーの醍醐味を楽しめる新感覚のゲーム
プログラムを、石川高専の電子情報研究部が二十三日までに開発した。大声を発すると画
面に表れるラケットで球を打ち合うゲームで、操作は頭を上下左右に動かして行う。福島
県でのプログラミング全国大会では、声と頭で遊ぶ独創性や爽快感が評価されて準優勝を
獲得し、学生の励みとなっている。
ゲームはバドミントンを参考にした二人対戦用で、声でラリーをすることから「コエラ
リ!」と名付けられた。従来のテレビゲームのように手で持つコントローラーはなく、頭
の動きをとらえる赤外線LED登載の帽子、声を送るマイクを装着する。帽子やマイクか
ら送られたデータはパソコンで処理され、スクリーンに投影した仮想コートで白熱したプ
レーを楽しめる。
球を打つ時の強弱は声の大きさに対応し、球が飛ぶ方向は顔の向きで調整できる。大声
で何度も打ち返せば、球が「消える」「曲がる」「落ちる」などのショットも繰り出せる
ようになるなど、学生の遊び心が満載だ。
電子情報研究部は、今月十一、十二日に開かれた全国高専プログラミングコンテスト(
プロコン)自由部門に「コエラリ!」で出場し、準優勝の優秀賞を受賞した。
チームリーダーの柏夏美さん=二年=は「小さい子も大人も楽しめるように半年掛けて
開発した。この経験をモノづくりに生かしたい」と受賞を喜んでおり、指導した小村良太
郎講師(33)も「ストレス解消の独創的なアイデアを一丸となって実現し、学生の成長
が感じられた」と目を細めている。
「コエラリ!」は二十五、二十六日の高専学園祭で体験できる。