
底引き網船から水揚げされた甘エビ=1日午後8時20分、金沢港
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一日解禁された底引き網漁に出漁した漁船が同日夜、石川県内の漁港に寄港し、甘エビ
やカレイ、メギスなど新鮮な日本海の幸が水揚げされた。二日、鮮魚店やスーパーなどの
店頭に並ぶ。
金沢港には、県漁協金沢港支所と金沢支所に所属する漁船が午後七時ごろから戻り始め
た。同七時半ごろから競りが行われ、卸売業者の威勢のいい声が飛び交った。県漁協かな
ざわ総合市場によると、漁獲量は例年よりやや少なめという。
「龍王丸」の山田信二船長(50)は「最初は良い値がつくかもしれないが、だんだん
下がってくるはず。燃料は高く、この先が不安だ」と話した。
金沢市が初めて受け入れたインドネシア人漁業研修生五人も洋上で研修に励み、「第十
八長生丸」に乗ったエマイ・ヘンドラデアナさん(18)は「初めての漁で戸惑ったが、
機械の使い方などを勉強できた」と充実した表情を浮かべた。
今季の底引き網漁は燃料高騰を受け、石川県漁協の省エネ操業の実証事業が行われる。
加賀市橋立漁港では、各船とも低燃費航行で例年より漁場と港の間の所要時間がかかるた
め、加賀支所の競りの開始時間は昨年より三十分遅い午後七時となった。船長の一人は「
スピードを出せないのでもどかしい」と話した。
実証事業は県漁協が漁船をチャーターする方式を採用し、輪島支所でも全四十五隻が参
加した。