【3月17日03時20分更新】
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◎10年ぶり、子ども相撲復活へ 白山市連盟 前副会長の遺志継ぐ

感謝状を受け取る水谷さんの妻幸枝さん(中央)。左は長男の豪志さん=白山市内
感謝状を受け取る水谷さんの妻幸枝さん(中央)。左は長男の豪志さん=白山市内
 白山市相撲連盟は今夏、約十年ぶりに子ども相撲大会(仮称、本社後援)を復活させる 。競技者のすそ野拡大を目指し、率先してジュニアの指導育成に力を注いでいた前副会長 の水谷憲二さん=享年(58)、同市蕪城一丁目=が一月に他界。同連盟は、志半ばで逝 った水谷さんの遺志を受け継ぎ、子ども相撲の再生に本腰を入れる。

 水谷さんは旧七尾商高出身で、第五十一回高校相撲金沢大会(北國新聞社主催)で三位 入賞したほか、国体に七度出場するなど活躍し、相撲石川を代表する選手だった。現役を 退いてからは旧松任市の東明相撲スポーツ少年団などでジュニア選手を育成し、昨年の高 校総体で団体優勝した金沢学院東高の武田恭平君ら全国を舞台に活躍する選手を輩出した 。

 しかし、少子化による入団者減少や指導する側の後継者育成がはかどらず、子どもらの 相撲離れが進み、旧松任市の子ども会が主催していた相撲大会も約十年前から行われなく なった。

 相撲人口の先細りを憂えた水谷さんらが中心となり、同連盟は昨年七月から子ども相撲 の再興に向けて活動を開始。指導者の若返りを図るための指導者講習会(本社後援)を皮 切りに、県少年相撲選手権(同)の誘致などで子ども相撲の基盤作りを進めていた矢先、 けん引役だった水谷さんが一月に急逝した。

 このため同連盟は、水谷さんの遺志を継ぎ、子ども相撲の再生の足がかりにするため、 七月ごろに同市若宮公園相撲場で大会を開くことを決めた。同連盟は各小学校や子ども会 に参加を呼び掛ける考えで、谷秀夫新副会長は「我々を引っ張ってくれた憲二さんの願い をなんとかして実現したい」と話している。


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