【2月3日02時57分更新】
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◎「日本丸」とでか山共演 七尾港、青柏祭に合わせ入港

青柏祭に合わせて七尾港に寄港する日本丸=昨年6月、金沢港
青柏祭に合わせて七尾港に寄港する日本丸=昨年6月、金沢港
 七尾市と七尾商工会議所などで組織する七尾港整備・振興促進協議会は二日までに、今 年五月の青柏祭に合わせ、世界最大級の帆船「日本丸」を七尾港に誘致することに成功し た。祭り最終日の同五日には、港に臨む能登食祭市場前に曳山(ひきやま)としては国内 最大級のでか山三台がそろい、華やかさを競う。関係者は港と祭りのにぎわいづくりに期 待を込めている。

 市が進めるポートセールスの成果で、同船を所有する独立行政法人航海訓練所(横浜市 )から先月中旬、内定の連絡があった。日本丸が七尾港に寄港するのは九年ぶりとなる。 三月末に暫定供用が開始される同市矢田新町の耐震強化岸壁に接岸する予定で、能登食祭 市場など祭り会場にも比較的近い。

 同法人によると、七尾港には五月四日から八日まで寄港する。寄港中は白い帆を広げる セールドリルや一般公開のほか、夜間はイルミネーションが点灯される予定だ。

 七尾市では毎年ゴールデンウイークの五月三―五日に市最大の祭事・青柏祭が行われて いる。港を核にした地域振興の取り組みを進める市は、同市場前の県道に、三台のでか山 がそろう五日を中心に同船の入港を実現させるため、昨年夏から法人側と交渉していた。 日本丸は国内各地から寄港要請が相次ぐ人気の高い船だが、法人側も「能登半島地震から の復興の一助になるのであれば」と七尾港を選んだという。

 協議会は入港日に歓迎セレモニーを行い、青柏祭に一層の華やぎを添える計画で、尾田 光生市産業部長は「港町七尾の震災からの復興をあらためて印象付ける好機としたい」と 話している。

●日本丸(にっぽんまる)全長110メートル、2570トンの日本最大の練習帆船。帆 を広げた美しい姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれる。航海訓練所所有の姉妹船として「海 王丸」がある。昨年6月には金沢港に寄港している。


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