
再生された西圓寺の本堂で行われた太鼓演奏=小松市野田町
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廃寺となっていた小松市野田町の旧西圓寺(さいえんじ)を再生した福祉施設「三草二
木(さんそうにもく)西圓寺」が十三日、開所した。温泉浴場や足湯、和室などは一般の
利用が可能で、関係者は地域住民の交流拠点になるよう期待した。
本堂で行われた開所式には約八十人が出席した。太鼓演奏に続き、施設を運営する社会
福祉法人佛子園の雄谷良成理事長があいさつ、馳浩代議士らが祝辞を述べた。この後、見
学会が開かれ、出席者は足湯につかるなどした。
西圓寺は一四七三(文明五)年の創建で、二〇〇五年に一人で寺を守っていた住職が亡
くなり、廃寺となった。佛子園は住職の遺族から土地、建物の寄贈を受け、福祉施設の開
設に向けて建物の改修や温泉掘削などの準備を進めていた。
再生された西圓寺は木造二階建てで、建築面積約五百三十八平方メートル。本堂のほか
、厨房やカフェ、温泉浴場、足湯、和室などを備える。総事業費は約一億二千四百八十万
円となっている。
佛子園は高齢者デイサービス(定員十人)を実施するほか、一日当たり生活介護者六人
、障害者就労支援で二十人を受け入れる。地元の特産品の販売も行う。温泉利用は大人四
百円、小学生百五十円、幼児五十円。足湯は無料開放する。