
金大がん研究所の基礎研究施設が建設される見通しとなった角間キャンパス=北國新聞社ヘリ「あすなろ」から
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金大がん研究所の基礎研究施設が、金沢市宝町から角間キャンパスに移転する見通しと
なった。新年度に着工、二年計画で完成の予定。理、薬、工学部、大学院自然科学研究科
との連携を深め、先進的ながんの診断、治療法の開発につなげるのが狙いだ。来年度政府
予算の財務省原案に文教施設整備費九百二十一億円が盛り込まれた。
計画では、建設に着手する基礎研究施設は六階建てで、延べ床面積四千九百八十平方メ
ートル。七番目の総合研究棟となりキャンパス内の自然科学系図書館西側に建てられる。
順調に工事が進めば、二〇一〇(平成二十二)年春には移転が完了する見込み。臨床部
門はそのまま宝町に残る。
移転により、理工系との連携が強化され、研究、開発の促進に期待が集まる。工学部と
は新たな治療装置などの開発、理学部とはナノテクノロジーなど微細な分子構造の解析、
薬学部、大学院自然科学研究科とは新しいがん予防薬の開発が進められる見通しだ。