
育成ドラフトで楽天から指名を受け、仲間に祝福される内村選手=金沢市安原スポーツ広場
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十九日行われたプロ野球の育成ドラフトで、BCリーグ・石川ミリオンスターズの内村
賢介内野手(21)が、東北楽天ゴールデンイーグルスから指名された。1番・遊撃手と
して全72試合に出場し、盗塁王に輝くなどチームを初代王座に導いた内村選手。わずか
1シーズンで石川を去るチームの顔は、多くのファンに惜しまれながらの夢舞台挑戦に「
BCリーグ、石川ミリオンスターズの代表として精いっぱいやりたい」と飛躍を誓った。
内村選手はこの日、金沢市の運送会社で仕分け作業などを終えてから安原スポーツ広場
での練習に参加。ウオーミングアップ中に中居殉也コーチから朗報を知らされた。
東京出身で山梨学院大附高から社会人野球のJFE西日本を経て、プロ入りを視野に石
川ミリオンスターズ入りした内村選手は「夢がかなってうれしい。(指名を聞いた瞬間)
頭の中が真っ白になった」と笑顔を見せた。
身長一六三センチ、体重六十七キロ。チームで最も小柄ながら俊敏で華麗な守備は金森
栄治監督も「NPB(日本プロ野球組織)でも十分に通用する」と太鼓判を押す。内村選
手は「守備と走塁には自信がある。最初からどんどんアピールして一軍に上がれるように
頑張る」と声を弾ませた。
内村選手はファンが選ぶ月間MVPに二度選ばれるなど人気があり、「金沢で(愛称の
)『ウッチー』のプレーを見られなくなるのは残念だけど仙台で頑張ってほしい」=金沢
市の会社員女性(25)=という祝福の声が上がった。
端保聡社長は「チームとして、なくてはならない存在だが、BCリーグ出身の初のNP
Bプレーヤーとして精進してほしい」と期待を寄せ、金森監督は「来季のことを考えると
非常に痛い。でも本人が強い意志を持ち続けて頑張ってきた結果であり、ミリオンスター
ズで学んだことを発揮してほしい」と愛弟子(まなでし)にエールを送った。