1年目の戦いを終えたプロ野球独立リーグ・北信越BC(ベースボール・チャレンジ)
リーグのシーズン最優秀選手(MVP)が31日発表され、投手部門で初代王者に輝いた
石川ミリオンスターズのエース蛇澤敦が選ばれた。野手部門は富山サンダーバーズの野原
祐也外野手に決まり、シーズン敢闘賞は投手部門で石川の高田泰史、野手部門で富山の井
野口祐介外野手が受賞する。
蛇澤は25試合に登板、リーグ最多の189回2/3を投げ、最多の15勝(4敗)、
最多の120奪三振をマーク、優勝に大きく貢献した。独立リーグ日本一を決めるグラン
ドチャンピオンシップ第1戦でも8回を投げ、香川オリーブガイナーズの強力打線を1点
に抑えた。
ストレート、ツーシーム、シンカーに加え、広島時代に新人王を獲得した長冨浩志コー
チからスライダーを教わり、投球の幅がぐんと広がった。
蛇澤は「けがなく、1年間やれて大きな自信になった。野球人生初の優勝も大きな財産
で、お世話になった皆さんや家族に恩返しができ、うれしい」と話した。
高田はリーグ最多の35試合に登板、守護神として活躍し、16Sでセーブ王に輝いた
。来春、金大医学部に復学するため退団するが、完全燃焼したマウンドに満足そうで「フ
ァンの声援が原動力になったし、ビジターを含めいつも応援に来てくれた両親に感謝して
いる」と頭を下げた。
野原は首位打者(打率4割1分2厘)と本塁打王(14本)の2冠、井野口は打点王(
79点)を獲得した。
10月度の月間MVPとファンが選ぶ月間MVPも発表され、石川から月間MVPの投
手部門に2完投を含む3勝を挙げた蛇澤、ファンが選ぶ月間MVPに5試合連続本塁打を
放った松岡慎弥外野手が選ばれた。
月間MVPの野手部門は富山の草島諭内野手、ファンが選ぶ月間MVPは富山で草島、
信濃グランセローズで吉田章彦投手、新潟アルビレックスで木ノ内正樹外野手が選ばれた
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