
大林宣彦監督
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一九八〇年代に一世を風靡(ふうび)したアイドル映画を上映する「80年代アイドル
映画の極意」(北國新聞社後援)が九月三日から、金沢市の金沢21世紀美術館で開かれ
る。当時の映画がドラマやアニメにリメークされ、再び脚光を浴びていることを受けて同
美術館が企画した。「時をかける少女」(八三年)などを手掛けた大林宣彦監督のトーク
ショーも行われる。懐かしの名場面の数々が、八〇年代に青春時代を過ごした三、四十代
の注目を集めそうだ。
上映されるのは、薬師丸ひろ子さん、斉藤由貴さん、原田知世さんの三人が主演した八
〇年代アイドル映画を代表する十二作品。昨年、ドラマになった「セーラー服と機関銃」
(八一年)やアニメ化された「時をかける少女」をはじめ、当時、金沢市内でロケが行わ
れた「愛情物語」(八四年)、「恋する女たち」(八六年)などを取り上げる。同美術館
では、作品を通じて投影される八〇年代を振り返り、アイドルが果たした役割や現代につ
ながる影響などを来場者とともに探りたいとしている。
当時アイドル映画を支えた三、四十代が足を運びやすいよう、上映時間を夜七時からに
設定した。十三日までの十日間(八日は休み)、一日一本ずつ(九日は三本)上映する。
九日には、今回取り上げる女優三人を起用し、数々の名作を世に送り出した大林監督を
招いてトークショーが行われ、アイドル映画がヒットした時代背景や、三人の素顔、撮影
秘話などを紹介する。
企画した金沢21世紀美術館の落合博晃プログラム・コーディネーターは「三、四十代
には懐かしく、若者には新鮮な感覚で見てもらえるはず」と話している。