
出陣式で支持者がガンバローを三唱し、頭を下げる市議選候補=金沢市内
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金沢、小松、輪島、珠洲の四市議選が十五日告示され、石川県内の統一地方選後半戦が
スタートした。定数十三人超となった金沢をはじめ、四市とも候補者が定数を上回り、七
日間の選挙戦に突入した。四市を合わせた定数一〇三に対し、候補者は百三十人となり、
二十二日の投票日に向け、初日から各市で舌戦が繰り広げられた。
市議選の立候補の受け付けは十五日午前八時半から四市選管で始まり、金沢(定数四〇
)で五十三人、小松(同二四)で二十八人、輪島の輪島選挙区(同一七)で十九人、門前
選挙区(同七)で十四人、珠洲(同一五)で十六人が届け出た。
候補者を政党別で見ると、自民六十一人、民主二人、公明五人、共産六人、社民一人で
、無所属の五十五人のうち民主が三人、社民が二人を推薦している。新旧別では、現職八
十六人、元職三人、新人四十一人。女性候補は四市で十人となった。
激戦の金沢では、市議会会派の「自民党金沢・市民会議」と、無所属と民主公認、推薦
で構成される「かなざわ議員会」の多数派争いが焦点となる。現在、いずれも所属十五人
で第一会派となっており、選挙結果によって県都の政治勢力図が変化する可能性がある。
七月の参院選など今後の国政選挙にも影響が及ぶとの見方もある。
定数二減となる小松では、現職七人が引退し、市議選後の自民勢力の会派再編も指摘さ
れる中で、現職十八人と新人十人が入り交じって議席を奪い合う。
能登半島地震の被害が大きかった輪島では、輪島、門前両選挙区とも現職が選挙カー使
用自粛を申し合わせたとはいえ、門前では候補者が定数の二倍に達し、静かな中にも激し
い選挙戦が予想される。珠洲では原発立地の是非が争点から消えており、選挙後の会派再
編も焦点となる。
七尾市議選の中島選挙区補選(欠員一)も十五日告示され、無所属の元職二氏が立候補
を届け出た。市長派と非市長派の一騎打ちの構図となっている。