
入校生を代表して宣誓する県警初の韓国語の国際捜査官の寺谷さん=金沢市の県警察学校
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石川県警に初の韓国語国際捜査官が採用された。韓国の貿易企業に四年間勤務し、ふる
さと石川に戻った寺谷伸吾さん(27)=宝達志水町出身=で、「捜査はもちろん、言葉
の壁に苦しむ外国人のサポートにも努めていきたい」と意欲を見せている。
国際捜査官の任務は、外国人犯罪の取締や容疑者の通訳などで、外国人が関係する事件
事故などの相談にも当たる。寺谷さんはソウル五輪を機に韓国に興味を抱き、神田外大韓
国語学科(千葉)に進学。在学中に半年間の韓国留学も経験し、卒業後は韓国の貿易企業
に勤めていた。
四日の県警察学校入校式では、巡査部長を拝命した寺谷さんが入校生を代表して「公正
中正に警察職務の遂行に当たることを誓います」と力強く宣誓し、語学力を生かして国際
捜査の最前線に立つ意気込みを示した。
県警が昨年一年間に摘発した来日外国人による犯罪は前年比倍増の二百七十九件に上っ
た。県警察学校には今年、北京語の国際捜査官として加藤環巡査(23)も入校し、国際
捜査官、通訳官は寺谷さんら二人を含め、英語、ロシア語など九言語三十一人となった。
県警は「外国人犯罪は年々増えており、外国語を話せる捜査官はこれからの捜査に必要
不可欠。活躍を期待したい」としている。