
ファンの歓声の中、ダートを駆け抜ける競走馬=金沢競馬場
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金沢競馬は一日、金沢市八田町の同競馬場で開幕し、場内にはシーズン到来を待ちわび
たファンの歓声が響いた。菓子のプレゼントやコンサートなどの開幕イベントも行われ、
親子連れやカップルの姿も多く見られた。赤字が続く中、県競馬事業局は売り上げ増を目
指し、開催日の変更などの改革に着手しており、黒字化実現に挑む金沢競馬の新たな一年
がスタートした。
入場門では、午前十時の開門前から多くのファンが列をつくり、開幕式では新たに設置
された「金沢ホースパーク」の看板が初披露された。開幕記念として、先着二千人に七尾
市出身のパティシエ辻口博啓さん制作のオリジナル菓子が配られた。初日は十一レースが
行われ、ダートを駆け抜ける馬の姿に一喜一憂するファンで沸いた。
天候に恵まれたこともあって、初日の入場者数は前年比16・4%増の四千八百五十六
人、全十一レースの売得額は一億四千六百三十七万五千三百円と昨年を約二千九百万円上
回り、「まずまずの出足」(県競馬事業局)となった。
金沢競馬は今年度、開催日をこれまでの「日・火曜」から「日・月曜」に切り替え、名
古屋、笠松両競馬と重複しないよう調整。東海地区の場外発売を増やして売り上げ増を目
指す。観覧席フロアを明るく装飾してイメージアップを狙ったほか、年間を通して多彩な
催しを企画し、若者や女性客の取り込みを図る。
県競馬事業局は「開幕イベントが功を奏し、初日は盛り上がりをみせた。この勢いで振
興策を続け、黒字化を実現させたい」と話した。