
観客を魅了する素朴な人形芝居=白山市深瀬新町の深瀬でくまわし保存会館
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旧尾口村深瀬に約三百年前から伝わる国指定重要無形民俗文化財「深瀬でくまわし」の
上演は十七日、白山市深瀬新町(旧鶴来町)の深瀬でくまわし保存会館で二日間の日程で
始まり、素朴な人形芝居と味わいのある語りが観客を引きつけた。
深瀬でくまわしは、一人で人形一体を操る一人遣いで、囃子(はやし)がなく太夫の語
りだけで人形を舞わせるのが特徴。手取川ダム建設で旧鶴来町に移住した住民によって継
承されている。
初日は「三番叟(さんばそう)」に続き、源平合戦を舞台にした「熊井太郎孝行の巻」
の初段と二段が演じられた。保存会員が語りに合わせてでくを操り、力強い足踏みで喜怒
哀楽を演出した。
十八日は午後一時から「大職冠」の初段と二段、「大江山」の初段が上演される。