【2月9日03時07分更新】
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◎2010年に南ブロック供用 石川県庁跡地

新年度には旧県庁舎北側部分が撤去解体され、広坂庁舎2号館も08年度に整備が始まる=北國新聞社ヘリ「あすなろ」から
新年度には旧県庁舎北側部分が撤去解体され、広坂庁舎2号館も08年度に整備が始まる=北國新聞社ヘリ「あすなろ」から
 石川県は八日、県庁旧本庁舎南ブロック(前面部分)を二〇一〇(平成二十二)年に供 用することなどを盛り込んだ県庁跡地等活用基本構想案をまとめた。県広坂庁舎二号館と して暫定利用されている旧議員会館も、〇八年度には解体撤去工事に着手し、南ブロック の供用開始に合わせて整備する。県は新年度当初予算案に、南ブロックの基本・実施設計 費や、北側部分の解体撤去費、埋蔵文化財調査費を計上。一五年を目指す全体供用に向け 、県庁跡地の整備がいよいよ動き出す。

 県庁跡地については、先月に改定案がまとまった新長期構想の目標年次である一五年ま でに整備する方針が示されていたが、南ブロックの供用開始時期などが明らかになったの は初めて。

 県民ギャラリーや交流プラザ、レストラン、大学コンソーシアム石川の活動拠点などに 利活用される方向の南ブロックについては、〇八年度から改修工事を始める。本体の改修 費は十八―二十億円が見込まれている。金沢城公園側に面する北側部分は、新年度中に解 体撤去を終え、新年度と〇八年度で埋蔵文化財調査を行う予定である。

 現在、金沢城調査研究室などが入っている二号館は、〇八年夏以降に解体撤去の工事を 行う。新年度に移転する金沢市中央消防署広坂出張所は新年度中に解体撤去し、〇八年度 に金沢城公園や中央公園との接点となる「広見」の整備工事を実施する計画だ。

 旧新館の県広坂庁舎一号館は、南ブロックなどの供用が開始した後に解体撤去などに着 手することとし、全体の跡地整備は段階的に行われる見通しだ。一号館には、県生涯学習 センターなど利用度の高い施設が多く入居しており、移転先の確保などにも時間を要する とみられるが、解体撤去工事などには約二年間の整備期間を想定。一号館の明確な整備開 始時期を示していないのは、全体の供用開始を一五年としているものの、一四年度末とさ れる北陸新幹線金沢開業が前倒しされた場合、柔軟に対応できるように配慮した。

 広坂庁舎の一、二号館については、県議会の兼六園周辺整備特別委員会でも早期解体の 意見が多く、昨年十二月には金沢市議会が谷本正憲知事に「周辺の一体的整備の観点から も早期解体、整備」を申し入れている。


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