白山ゴルフ(能美市)の民事再生手続きの開始申し立てから一夜明けた七日、同社が運
営する白山カントリー倶楽部には、会員や利用者から電話での問い合わせが相次いだ。五
日から始まったコース整備でこの日は休業日。八日の通常営業開始を待たず、説明を求め
て直接訪れる債権業者の姿も見られた。
同社の徳光伸治総務部長によると、「預託金はどうなるのか」「ゴルフ場の運営は続け
るのか」などの問い合わせが午前中だけで約六十件寄せられた。クラブハウスには張り紙
などは掲示されておらず、現場の社員らに対して事前に民事再生の連絡などはなかったと
いう。
東京商工リサーチ、帝国データバンクの両金沢支店によると、白山ゴルフは景気低迷や
他ゴルフ場との競合などで二〇〇三年十二月期以降、五期連続で最終赤字に陥り、〇七年
十二月期で約一億二千万円の累積赤字を計上。預託金償還問題もあり、資金繰りに行き詰
まったという。
同社はゴルフ場の営業を続けながら自主再建を目指す方針で、預託金は大幅なカットが
見込まれている。債権者説明会は十四日午後、白山市鶴来総合文化会館クレインで開く方
向で調整している。
また、同社は七日夕に、金沢市内で報道陣向けに会見することにしている。