
廃止の方向となった北陸鉄道石川線の加賀一の宮駅=白山市白山町
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北陸鉄道(金沢市)は二十二日までに、鉄道石川線の鶴来―加賀一の宮駅区間を廃止す
る方針を固めたもようだ。二十三日にも、北陸信越運輸局に廃止を届け出るとみられる。
関係者によると、同路線は線路や橋りょう、変電施設が老朽化していた。改修には、今
後五年間で約五億円の投資が必要とされていたため、採算面から区間の撤廃を決めたとみ
られる。
石川線の鶴来―加賀一の宮間は一九二七(昭和二)年、金名鉄道の一部として開通。二
・一キロの区間には中鶴来駅がある。一日の運行本数は上下線合わせて二十九本。最近で
は、同区間の一列車当たりの乗車人数は四、五人と少なく、昨年度は石川線全体で六千万
円近い赤字だった。
北鉄は既に、関係自治体である白山市や野々市町、金沢市のほか、地元の商工、観光団
体などにも一部廃止の意向を伝えている。廃止は一年後になる見通しで、白山市は「市民
生活に影響するが、地元団体が受け入れるなら、容認せざるを得ない」としている。