看護の日の十二日、石川県看護協会の「ふれあい看護体験」(北國新聞社後援)は内灘
町大学一丁目の金沢医科大病院で行われ、県内の高校生二十一人が入院患者との対話や身
の回りの世話などを通じて看護の仕事に理解を深めた。
飯塚秀明病院長から辞令を交付された後、生徒は二、三人一組で各病棟に分かれて体験
活動に取り組んだ。
看護師から一対一で指導を受け、入院患者の血圧や脈拍を計り、体調を確かめたほか、
車いすでの移送などを行った。ナースコールを受けて病室に向かう場面もあり、生徒は真
剣な表情で医療の現場に立つ心構えを学んだ。
看護師の母と同じ職を志望する津幡高総合学科三年の塚野泰志君は、「大変な職だとは
知っていたが、実際の現場で患者との向き合い方を学びたかった。何より相手の意見を聞
くことが大切だと実感した」と話した。