
運賃100円均一でJR東金沢駅周辺を循環する路線バス=3日午前7時25分、同駅東口
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JR東金沢駅周辺で三日、運賃百円均一の循環バスの運行実験が始まり、午前七時二十
八分発の第一便は桜丘高や星稜高の生徒らを乗せ、満員で同駅を出発した。朝夕各二便の
運行となり、同駅での電車との乗り継ぎにも配慮しており、運行主体の西日本JRバスや
金沢市は運賃低減でバス利用者が増えることを期待している。
循環バスはJR東金沢駅から桜丘高に近い大樋町、星稜高校前を経て、再び同駅に戻る
ルートとなる。北陸鉄道の既存の路線バスで同駅から星稜高校前まで乗車した場合の運賃
は百七十円。朝二本の百円バスが出発し、いずれもその数分後に北鉄の路線バスが同駅を
発車するダイヤになっており、運行初日から百円バスの方を利用する生徒が多く見られた
。
三日朝の二便には計八十人が乗車した。これまでは駅から学校まで自転車で通っていた
という野尻勝太さん(桜丘高)は「学校までは遠いので、天気が悪いときなどは百円バス
はありがたい」と話した。
運行開始に先立つ出発式では、藤田昌邦金沢市都市政策局長が「市として、事業者が積
極的に取り組む仕事には協力していきたい」、西日本JRバスの中野好朗常務が「実験は
六カ月間で、利用状況を見て継続するかどうかを判断することになる。一人でも多くの方
に利用してほしい」とそれぞれあいさつ。利用者代表の瀧本ハルナさん(星稜高)から第
一便の小坂伸一運転手に花束が手渡され、テープカットで運行開始を祝った。
金沢市内では、昨年四月から金大周辺で百円バスが運行され、利用者増につながってい
る。市は他の路線でも百円バス運行を検討したいとしている。