
三井不動産が取得した旧日本生命金沢第二ビル=金沢市武蔵町
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金沢の目抜き通りである国道157号沿いに、ビジネスと観光の双方に対応した新たな
都市型ホテルが建設される見通しとなった。三井不動産(東京)は十一日までに、日本生
命保険(大阪市)から、金沢市武蔵町のビルと土地を取得した。年内にも九階建てのホテ
ルを着工し、二〇〇九(平成二十一)年一月の開業を目指す。
三井不動産が取得したのは、旧日本生命金沢第二ビル。計画では、現ビルは解体し、九
階建てのホテルの一階にはレストランなどを配置。「ビジネス客だけでなく、観光客も満
足できる滞在型の要素を加えたタイプのホテル」(同社)を予定している。
ホテルの運営については、同社のグループになるか、別のホテルグループに委託するか
を検討しているという。
三井不動産が北陸三県でホテルを建設するのは初めて。今後、退職した団塊世代を中心
に観光需要が増えることが予想され、同社は「歴史のある金沢市は旅行先として有望」と
して、市内で適地を探っていた。
金沢市では、北陸新幹線の金沢開業を控え、駅前でホテル建設が相次いでいたが、今秋
には香林坊二丁目に東横インが開業を予定するなど、その流れが中心部にも波及している
。計画地の近くには、金沢スカイホテルや金沢ニューグランドホテルが立地しており、宿
泊客の奪い合いが激しくなりそうだ。
●三井不動産(東京)
オフィスビル、住宅、賃貸住宅、ホテル、商業施設、不動産投資サービスなどの各事業
を手がける。1941年設立。東証1部。ホテルでは三井ガーデンホテルを全国13カ所
に展開。都市開発としてのホテル誘致も手掛けており、日本橋三井タワーのマンダリン・
オリエンタル東京、六本木の東京ミッドタウンのザ・リッツ・カールトン東京がある。グ
ループのリゾートソリューション(東京)はビジネスホテル「トリニティ」の運営やリゾ
ート事業を展開している。