金沢市は新年度、「金沢の伝統文化・技芸と歴史的景観に関する検討委員会」を設置す
る。世界遺産暫定リストの選定では、「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」について
、城下町に継承された伝統技術と構成資産の関係を十分説明する必要があると指摘されて
おり、伝統工芸や技術が金沢の町並み形成などに及ぼした影響について、専門的な立場か
ら検証する。
十五日の市議会総務常任委員会で、武村昇治都市政策局長が「城下町金沢」の暫定リス
ト追加に向けた新年度の体制を報告した。
既に設置を決めている歴史遺産調査研究室では、関係課職員による調査研究チームが顧
問の専門家六氏の指導を受けながら、歴史遺産の資料収集や研究を進める。文化財保護課
内の組織となり、市南分室に調査室を設ける。
また、有識者による歴史遺産保存検討委員会は都市工学、建築、土木、庭園、文化財、
民俗の専門家九氏が委員となる。寺院群、惣構・まちなか用水、庭園、文化的景観の四つ
の検討部会を設け、文化財、史跡指定を推進する。